第21回BDKシンポジウム「仏教と医療 ~現在と未来を語る~」

 仏教伝道センタービル 2019年11月29日

川野泰周(精神科・心療内科/臨済宗建長寺派林香寺住職)「カラダに効く仏教」

井川裕覚(高野山真言宗歓楽寺住職/関東臨床宗教師会代表)「生死の現場と向き合う」

 

近年では宗教者が医療現場に携わるケースが少しずつ増えていますが、さまざまな課題が山積しているのが現状です。そんな中で僧侶でありつつ

医療現場でも活躍するお二人を講師にお招きしました。

川野泰周さんは「カラダに効く仏教」をテーマに、精神科の治療にマインドフルネスの側面から仏教の考えを取り入れることによって、どのような効果が得られているのか、井川裕覚さんからは「生死の現場と向き合う」をテーマに、臨床宗教師として、特に終末期を迎えた方と接する活動を通じて感じていることを、それぞれの経験に基づきながらお話いただきました。

そして講師2人によるクロストークの時間には、参加者から事前に募った質問への回答とともに仏教と医の未来についてのご意見をいただきました。

医療関係に従事している方の参加も多く、仏教と医療の新たな可能性を探るきっかけとなりました。

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