輝け!お寺の掲示板大賞2025 受賞作品発表!

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仏教伝道協会大賞

自分ファーストという貧しさ

自分ファーストという貧しさ
受賞者 @H27315kyoraku
撮影寺院 顯證寺(浄土真宗本願寺派・鹿児島県南さつま市)

[講評] 仏教の教えをまず自分事として捉えることは重要ですが、仏教の慈悲の精神においては、必ずしも自分がファーストではありません。人々が他者への思いやりを持った寛容性豊かな社会になることを願って、この作品を大賞とさせていただきます。(今年60周年を迎えた「仏教伝道協会」は仏教の慈悲と共生の思想を広めることが活動目的の一つになっています)

仏教伝道協会本賞 中外日報賞 仏教タイムス賞
文化時報賞 寺社NOW賞 彼岸寺賞
まいてら賞 お寺の窓口賞 寺子屋ブッダ賞
ここより賞 笑い飯哲夫賞

蓮

仏教伝道協会本賞

苦しみがなくなるのではない 苦しみでなくなるのです

苦しみがなくなるのではない 苦しみでなくなるのです
受賞者
la source de vie@1947_2016
撮影寺院
金嶺寺(天台宗・東京都台東区)

[講評] 私たちが抱えている苦しみにはすべて原因があります。完全に苦しみから逃れることは困難ですが、仏教の教えを通して苦の原因を客観視することはできます。苦しみが単なる苦しみではなく、貴重な糧になることもあるのです。

慣れていくことに慣れてはいけない

慣れていくことに慣れてはいけない
受賞者
@chokakuji
撮影寺院
超覚寺(真宗大谷派・広島県広島市)

[講評] 慣れは慢心を生み出します。ですから、人生の中で慣れることほど怖ろしいことはありません。常日頃から慣れていくことに慣れないように気をつけたいものです。

迷った時には墓参り ~大瀧詠一~

迷った時には墓参り ~大瀧詠一~
受賞者
nashikiyo
撮影寺院
専念寺(浄土宗・東京都新宿区)

[講評] 2013年に亡くなった大瀧詠一さん(ミュージシャン)の口癖だったと伝えられる言葉。墓前で亡き方を偲び、亡き方と対話する中で気づきが得られることもあります。迷ったときもそうでないときも、お墓やお寺にお参りしましょう。

自分の親にあと何回会いますか?会えますか?

自分の親にあと何回会いますか?会えますか?
受賞者
@hiro5936
撮影寺院
通善寺(真宗大谷派・福岡県田川郡)

[講評] 親に限らず、明日も生きていると保証されている人間はこの世界に誰もいません。「一期一会」という言葉もありますが、二度と繰り返されることのない一つ一つの対面や対話を大切にしたいものです。

お盆の方が師走だと思わないか

お盆の方が師走だと思わないか
受賞者
@maridrrrum
撮影寺院
専立寺(浄土真宗本願寺派・福岡県福岡市)

[講評] 僧侶が走り回る「師走」と言えば本来十二月。しかし、現在では全国の僧侶が真夏の猛暑の中、お盆参りに奔走しています。酷暑の中で頑張っている僧侶の方々にぜひ温かい言葉をかけて、応援してあげてください。

中外日報賞

思った通りにはならないがやった通りにはなります

思った通りにはならないがやった通りにはなります
受賞者
la source de vie@1947_2016
撮影寺院
金嶺寺(天台宗・東京都台東区)

[講評] 人生なかなか自分の思い通りにはならないもの。自分の思いが間違っているのか、やり方が違うのか、迷い悩みながらの人生行路。でも、やったことには結果がついてくる。歩いた分だけ道は開かれる。
(中外日報ホームページ https://www.chugainippoh.co.jp/

仏教タイムス賞

世の中が便利になって一番困っているのが実は人間なんです

世の中が便利になって一番困っているのが実は人間なんです
受賞者
arupa7216
撮影寺院
中村寺(真宗大谷派・栃木県市貝町)

[講評] デジタル機器によって即座に調べ、即座につながる時代となった。そのメリットは大きい。でもアナログ世代には一抹の不安が残る。このメッセージには「豊かさとは何か」という問いが秘されているようだ。
(仏教タイムスホームページ https://www.bukkyo-times.co.jp/

文化時報賞

雨の日の傘のありがたさはわかるけど
屋根のご恩は大きすぎてわからない

雨の日の傘のありがたさはわかるけど<br>屋根のご恩は大きすぎてわからない
受賞者
hirolotti
撮影寺院
林現寺(浄土真宗本願寺派・福岡県北九州市)

[講評] 感謝の心を忘れてしまいがちな現代社会。自分にとって何が「屋根」に当たるのかは人それぞれでしょうが、視点をずらし、立ち止まらせ、気づきを与える「お寺の掲示板」ならではの言葉だと感じました。
(文化時報ホームページ https://bunkajiho.co.jp/

寺社NOW賞

お寺はいのちのパビリオン

お寺はいのちのパビリオン
受賞者
renshoji_zen_temple
撮影寺院
蓮生寺(臨済宗東福寺派・和歌山県東牟婁郡)

[講評] 2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を踏まえ、寺院を「いのちのパビリオン」と言い換えた発想が鮮やか。祈りや別れ、出会いが折り重なる境内を、いのちが行き交う空間として描く。伝統の語彙に拠らず、現代の言葉で寺院の本質を照らしだしていて秀逸だ。
(寺社NOWホームページ https://jisya-now.com/

彼岸寺賞

瀕死の一生

自分ファーストという貧しさ
受賞者
@H27315kyoraku
撮影寺院
顯證寺(浄土真宗本願寺派・鹿児島県南さつま市)

[講評] この僅か五文字の一言が、「この一生は今まさに死に瀕した状態の連続にある」という深い警醒を与えてくれる。これぞ仏教。これぞお寺の掲示板。
(彼岸寺ホームページ https://higan.net/

まいてら賞

お米の命 心から 拝んで頂く

お米の命 心から 拝んで頂く
受賞者
hirolotti
撮影寺院
極楽寺(浄土真宗本願寺派・福岡県北九州市)

[講評] この一年、米価の値上がりは生活に大きな影響を与えました。と同時に、お米のありがたさと、生産される農家の方々への感謝も湧いたのではないでしょうか。そして、お米に限らず、食卓を彩る食べ物はすべて、誰かが手をかけて収穫したもの。豊かな命のめぐみに感謝し、今日もいただきますと手を合わせたいですね。
(まいてらホームページ https://mytera.jp/

お寺の窓口賞

「昔はよかったな」なんて言ったら今生きている意味ねーじゃん 所ジョージ

「昔はよかったな」なんて言ったら今生きている意味ねーじゃん
受賞者
@hiro5936
撮影寺院
宝寿寺(淨土真宗本願寺派・福岡県豊前市)

[講評] 過去の栄光を持ち続けている人は過去に執着している人のこと。煩悩の一つであり、常に変化するこの世の真理(諸行無常)に反するため、苦しみや悩みを生み出す根本原因である。所さんの言葉は今、生きているなら、今の生き方を大事にしなさいという教訓ではないでしょうか?
(お寺の窓口ホームページ https://oteranavi.com/

寺子屋ブッダ賞

たまには肩の力を抜いてねっ

たまには肩の力を抜いてねっ
受賞者
la source de vie@1947_2016
撮影寺院
津梁院(天台宗・東京都台東区)

[講評] 「道ゆく人々の心をほぐしてあげたい」という作者の方の「やさしさ」が滲み出た心温まる作品でした。道端の野花と蝶のイラスト、そして「ひらひら すい〜っと」という軽やかな言葉の組み合わせが絶妙です。ゴールを目指そうとするあまり見過ごしてしまいがちな、日常の美しさや、肩の力を抜いて生きる大切さをそっと教えてくれました。
(寺子屋ブッダホームページ https://www.tera-buddha.net/

ここより賞

手を抜くと 手が掛かる

手を抜くと 手が掛かる
受賞者
myoukeiin_buddhastagram
撮影寺院
妙慶院(浄土宗・広島県広島市)

[講評] なにかと忙しい毎日。どうしても手を抜きたくなる事もありますが、かえって手が掛かってしまったりもしますよね。未来は、今を丁寧に積み重ねた先にあります。常に意識していたい言葉ですね(なるべく)。
(ここよりホームページ https://coco-yori.com/

笑い飯哲夫賞

「誰かがやるだろう」 その「誰か」とは自分の事である

自分ファーストという貧しさ
受賞者
holyjitemple
撮影寺院
鳳林寺(曹洞宗・静岡県静岡市)

[講評] 自分の家の宗派が曹洞宗なので、曹洞宗のお寺への贔屓というのが一つの理由です。あと、トイレに入って汚かった場合、それを綺麗にするのはいつも必ず自分だろうと思って、それを心がけています。
(仏教伝道協会 presents 笑い飯 哲夫のサタデー★ナイト仏教ホームページ https://www.fmosaka.net/_sites/16783385

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