4月 天台宗・最澄
小林恵俊(こばやし えしゅん)
天台宗正明寺 法嗣
1991年生まれ。兵庫県姫路市 天台宗 姫路山 正明寺。法嗣。叡山学院卒業後、布教師として天台宗寺院を中心として布教活動を行う。2019年には「H1法話グランプリ~エピソード・Z ERO~」にて審査員奨励賞。2020年からはYouTubeやTikTokを通じて仏教について発信。TikTokのフォロワーは9万6千人を超える。
5月 真言宗・空海
天野高雄(あまの こうゆう)
高野山真言宗高蔵寺 住職
1968年生まれ。15歳より高野山で修行、真言宗・高蔵寺(岡山県)の第16代住職となる。高野山真言宗本山公認布教師として約2 0年間にわたり、全国で講演活動を展開。仏教カフェや講座など、自らの修行体験を元にわかりやすく実践的な指導実績多数、好評を得ている。また、オリジナル仏画「ほほえみほとけ」を生み出し、墨画、陶芸、土人形、張り子作家として活躍。各地でワークショップや法話を交えた講座を開催している。ラジオパーソナリティー、執筆家としても活躍。YouTubeにて毎朝7時に『朝勤web』をライブ配信中!著書『ほほえみ文庫』(御法インターナショナル)『ことばのお守り』(高野山出版社)『仏さまのほほえみ切り絵』(KADOKAWA)など。
6月 浄土宗・法然
工藤量導(くどう りょうどう)
大正大学 非常勤講師/浄土宗総合研究所 研究員
1980年生まれ。大正大学大学院博士後期課程終了(博士・仏教学)。専門は中国隋唐代の浄土教思想。著書に『迦才『浄土論』と中国浄土教―凡夫化土往生説の思想形成―』(法藏館、2013年)がある。現在、浄土宗総合研究所研究員、浄土宗教学院主事、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、浄土宗本覚寺(青森県)副住職。浄土宗総合研究所・浄土宗の平等思想とLGBTQ研究プロジェクト主務をつとめ、関連出版物として『それぞれのかがやき:LGBTを知る-極楽の蓮と六色の虹-』(2018年)がある。
7月 浄土真宗・親鸞
井上見淳(いのうえ けんじゅん)
龍谷大学 准教授
龍谷大学大学院博士課程(単位取得満期退学)、本願寺教学伝道研究センター研究員を経て、龍谷大学准教授。本願寺宗学院別科講師。本願寺派司教。博士(文学)。福岡の自坊と京都とを毎週行き来しながら、法務と法話活動と研究に奔走する日々。著書『「たすけたまへ」の浄土教―三業帰命説の源泉と展開―』・『真宗悪人伝』(共に法藏館)、『いつでも歎異抄』(共著)・『日々の暮らしと、歎異抄』・『心に響くことば』・『(勧学寮篇)親鸞聖人の教え』(共著、いずれも本願寺出版社)他。
8月 時宗・一遍
岩田尚登(いわた しょうと)
時宗満福寺 住職/時宗高宮寺 兼務住職
1972年生まれ、滋賀県長浜市出身。龍谷大学文学部史学科卒。時宗総本山遊行寺での修行後2000年神戸市満福寺住職晋山。2019年師僧より彦根市高宮寺を引き継ぎ、神戸と彦根を往復し法務に勤しむ日々を過ごす。ボランティアグループ“まんぷく茶屋”代表として地域の居場所「お寺で居場所~満福寺~」月1回開催、僧侶や地元住民・アーティストらと共に踊り念仏プロジェクト“YUYAKU(踊躍)”を立ち上げアートと兵庫津地区伝統の「兵庫時衆踊り念仏」の融合、兵庫区防災福祉コミュニティ委員、神戸市ひきこもりサポーター等地域活動を通じ、心の安寧と地域のご縁作りに取り組んでいる。
9月 臨済宗・栄西
松山大耕(まつやま だいこう)
臨済宗妙心寺派妙心寺 退蔵院 副住職
1978年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年観光庁Visit Japan大使に任命される。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出され、同年より「日米リーダーシッププログラム」フェローに就任。2018年より米・スタンフォード大客員講師。2019年文化庁長官表彰(文化庁)、重光賞(ボストン日本協会)受賞。2021年より(株)ブイキューブ社外監査役、京都市教育委員会委員。2022年より京都観光大使。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。
10月 曹洞宗・道元 瑩山(両祖)
宇野全智(うの ぜんち)
曹洞宗地福寺 副住職/曹洞宗総合研究センター 常任研究員
1973年山形県生まれ。山形大学理学部生物学科卒業。大本山永平寺での1年間の修行を経て、現在は東京都港区にある曹洞宗教団本部の研究所に勤務。曹洞宗の教えを分かりやすく伝えるための企画・開発を手掛け、曹洞宗の本部、各支部が主催する研修会の講師などを務める。また曹洞宗公式サイト「曹洞禅ネット」の企画運営や、一般向け各種講演会、研修会、坐禅会、写経会等に携わる。また、日本最大級の環境イベント「アースデイ東京」に実行委員として参加し、「仏教・禅の教えとSDGs」をテーマに普及・啓発活動を進めている。曹洞宗広報委員。著書に『禅と生きる―生活につながる思想と知恵20のレッスン』(山川出版社)
11月 日蓮宗・日蓮
互井観章(たがい かんしょう)
日蓮宗経王寺 住職/立正大学 非常勤講師
1960年東京都生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、アメリカの牧場で酪農に従事。帰国後、出家し僧侶となる。「お寺はあなたの心の診療所」をモットーに、映画会やコンサート、一日修行、法話会、ワークショップなどのイベントや行事を積極的に行っている。一般社団法人仏教情報センターでテレフォン相談員を務め、宗派の枠にとらわれず、各宗派の僧侶と幅広いネットワークを持っている。2013年にNHK 『落語でブッダ』に出演。築地本願寺銀座サロン「ココロアカデミー」講師など各種講演会にても活動。日蓮聖人御降誕800年記念事業の日蓮宗公式プロモーションビデオ「進め!サンシャインボーイ」にてテーマソングの歌詞も担当しPVにも出演。ポッドキャストで「月曜日の仏活」を配信。新宿区民生児童員。